NOROIの福袋

中度ASDの日常

ボランティアサークルとか近況

 今日は、所属しているボランティアサークルのチャリティーの出店があり、シフト入って来ました。

 短時間ですが、けっこう楽しかったです。

 ボランティアサークルは一般学生中心ですが、社会人も多い。

 今までの人生で接客販売の仕事をしてきたことが役に立ちました。

 

 こうやって一般学生といっしょにいればいるほど、前の人生を忘れる。

 

 最近、いろいろなことがあった。

 何か、もうついていけないほどスピリチュアルな出来事とか。

 

 つづく。

変化したこと 

 最近、入学3年目にして、急に大学が全面対面授業になりました。

 

 

 一般学生と付き合う機会が増えましたが、みんな優しくて人間ができています。話していてとても楽しいです。

 こういうことを書いていいのかわからず迷いながら書いていますが、一流大学の一般学生たちみんな賢いだけではなくみんな平均よりずっと容姿端麗な人ばかりで、優しくて心が豊かです。そしてみんな当然のように平均より裕福な人が多いです。

 私はこの大学に入学して2年、そして全面対面になって深く付き合うようになった最近は特に、本当にトラウマの原因となった女の人たちとか、自分の家族を憎み続けるのではなく、心から哀れに思うことができるようになった気がします。

 やっぱり、育ちが、違うんです。

 下劣なことをした人たちも、そんな風になりたかったわけじゃないのだ、と最近やっと思うようになった。

 きょうだいとか、親戚とか、私が昔住んでいた地域の人たちは、子供の時に基本的な心の教育を受けられなかった、それは最も酷い人権侵害で、非常に上品で心が豊かになるように育ててもらった一般学生と格差がありすぎて、残酷すぎる。

 

 こういう哀れむという感覚は、今までどうしても持てなかったものです。

 トラウマに囚われ、恐怖しているうちは決して相手を哀れむことはできません。

 相手を憎むことしか考えられなかった。今までは。

 

 

つづく。

トラウマについて 気付き

 最近、トラウマ治療は進んでいません。

 良いカウンセラーに出会えたのですが、その人がカウンセリングしてる時間と私の空き時間が合わず、時間割が変わるタイミングまでまた期間が空きそう。

 しかし、それでも、トラウマが変化してきたのを感じます。

 これまではトラウマというものが固定していて、恐怖感しかなかった。

 女性が怖いとか、日本文化が怖いとか。

 太宰治アスペルガー)も「女の中には蛇がいる」と言っているし、私が間違いなくASDだと思っている村上春樹も「女性は残酷で恐ろしい」という事を言っているので、「女性が恐い」と思う傾向は発達障害特性もあるのではないかと私は思っていますが、

 そういう恐怖感がうすれてきて、多面的な見方をできるようになってきたかな。

 定型女性が、ちゃんと見えてきたというか。

 

 恐いと思っているものでも、分解して光に当ててみると、ああ、そんなものだったのか・・・という感じ。

 お化け屋敷に今まで恐怖していたけど、お化け屋敷の電気点けて見てるみたいな。

 それでもまだまだトラウマはありますが、今度はカウンセリングに期待できそう。

 

つづく。

対面授業とかいろいろ

 新学期が始まり、全面的に対面授業になりました。

 教室でじっさいに授業を受けていると、色々情報過多で混乱したり、苦手なこと、疲れることが多く、失敗も増えた。

 でも、大学に行くのが楽しい。

 いままでオンラインで見てた一般学生と会うのが楽しい。

 そんなに仲良くないのにあいさつしてくれる子もいて、そんなときはとても幸せな気分になります。

 それでも、必修の所属学科のグループワークの授業が少し大変かな。凝集性が高い上に、女子ばかりだし、日本文化に完璧に合わせてる完璧な一般学生の中にいるのが少し負担。日本人の先生ってあまり授業の段取りも全部言わずに、空気を読みながらフワッとしたことを言ってきれいにまとめる感じ。そういうときって一般学生も全然わかってなかったりするけど、空気読みながら回り見ながらなんとなくすりあわせていって結局はみんなうまくやるっていうか。

 そういうのについていこうとするとオーバーワークになる。

 一方で、留学生と日本人半々くらいの外国人教授のクラスはとても楽しいです。留学生と英語で会話する方が、日本人の女の子とグループワークするより間違いなく楽です。授業でも、外国人の教授は指示に曖昧さがないし、もしわかりにくい部分があれば前の方に座っている留学生が即座に質問します。これは楽です。私はわからないところがあるとそれで頭が一杯になってそこから思考停止してしまうことが多いけど。

 

 しかし、日本人の女の子ばかりの学科でも私はすごくうまくやっていると自分では思う。

 社会人なんてそういうエリートの人々に受け入れられないと思っていたけど、実際には社会人だとはあまり気付かれなかった。ASD特性で若く見えるため。

 

 

つづく。

恐ろしい適当なカウンセリングの話

 今晩は。

 最近色々なことがあり、ブログに書けないことの方が多い。

 最近、家族の夢を見た。とても嫌な夢だった。

 でも、もう今は家族のことを正直言って何とも思わない。

 悲しいとさえ感じない。もう彼らの娘ではないし、終わったことだと感じる。

 この県に来て大学に来て、出身県は完全に自分の中で死んだ。過去が切り離された感じ。

 数年前までは、絶縁したことを受け入れられず、複数の精神疾患に苦しんでいました。

 その頃会社の福利厚生で受けたカウンセリングのカウンセラーが最悪だったことを最近よく思い出す。

 「家族と絶縁しても、親族のことも会社のことも大変かもしれないけど、傷つきやすいあなたが悪い。もっと成長しろ」ということを最後のカウンセリングで言われた。

 「女性が怖い」と言うと、「女性が怖い~?」と鼻で笑われた。(50~60代くらい女性のカウンセラーだった)しかも最後に、地元のFラン大学の通信教育部を具体的に勧められた。そういうことってカウンセラーは普通しない。あと「会社に辞表提出したけど、少し迷いがある(次の会社が決まってないから)」と話すと「連休挟むから本社の事務も動いていないから、退職願も受理されていないかも。今すぐに辞めないと言えば?」と言われた。それってどれほど酷い会社か、酷い障がい者雇用だったかをそれまで散々話してたのに。それ以前に、カウンセリングでそういう具体的な指示を行うのは普通ありえない。細木数子に相談したわけじゃないから。

 

 たぶん彼女は心理士ではなく、大学院は出てないんじゃないかなという感じだった。たぶんだけど、精神保健福祉士だったのではと思う。

 普通の人が悩み相談をしてると、そうなるのかもしれない。トラウマとか幼少期の刷り込みとか、話を聞いているだけでは中々わからないし、私も当時は気付いていなかったので全然話せていなかったと思う。

 

 その後何年か経って大学に入学し、入学した年がコロナだったのですぐには学内カウンセリングを利用できなかった。

 しばらくしてからでんわカウンセリングが開始して、その後2人担当者が色々な事情で変わり、今やっと良いカウンセラーに出会えたと感じています。いや、良い人とか良いカウンセラーというか、学内カウンセリングなので質が違うということかな。

 トラウマのカウンセリングを希望してからもう、6年くらい経っていました。

 

 

 私のトラウマは女性に関するものですが、最近それが何故トラウマになったのか、何故自分が女性が怖かったのかがやっとわかってきた。

 そうだったのか、じぶんでは全然わかってなかったな・・・・という感じです。

 

 

 数年前強迫性障害がほとんど消えて行った時も、ただ主治医と話しているだけで、理解が進むだけですーっと治っていった。

 

 トラウマも、このまま理解が進めば少しずつ小さくなっていけばいいのにな。

 

つづく。

 

 

 

おわり。

冬を越したバラ

 今住んでいる公団に引っ越して、丁度一年くらいになる。

 ベランダに放置してた、ほぼ枯れてたセールのバラの植木鉢が、この春咲いて、一回冬を越さなければバラは蕾を出さないんだということも知った。バラの植木鉢は今まで何度も買ってたけど、冬を越す前に枯れたと思ってすぐに捨ていたような気がする。

 

 真冬にほぼ見た目枯れてたバラも、寒い時期に蕾つける力をたくわえていたんだと思うと、何故か嬉しいと思う。枯れてるやつを200円くらいで買ったが、見事に花が咲きそう。

 

 最近パートの仕事でも学業でもなく、プライベートでいろいろ嫌なこともあって、少し焦っているしイライラする。

 私は障害特性でのんびりしているように見えるけど、本当はものすごく待つのが苦手だということに気付いた。目に見えない物事をじっと処理するために待つなんて負担が大きすぎる。それにも関わらず見た目良い人そうに見られるから、後回しにされることが多い。それで爆発して関係を切ってしまうことが数えきれないほどあった。

 

 とにかく待つのが嫌で、全部嫌になって短期で物事を捨ててしまうことが多い。

 でも、今回バラの鉢植えはちゃんと咲くまで待てて良かった。

 

つづく。

大事な支援機関の話 

 最近、障碍者支援機関のことでいろいろあったことを書き残しておこうと思います。

 あまりわかりやすく書ける自信はないですが、障害者就業・生活支援センター(シュウポツといわれている)は障がい者雇用など働く上で結構大切なことなので、体験談を書いておきたいと思った次第です。

 

 ちょうど一年くらい前、この公団に引っ越してきて、私はアルバイトをする目的ですぐに支援機関を探しました。

 その時は、この市の短時間障がい者雇用の取り組みを知って、短時間の障がい者雇用で働きたいと思ってある市立の支援機関にでんわして予約を取って面談に行きました。

 

 結果、担当者にでんわの段階でも、自分の状況を話すことに。

 そして、「これまでも他府県でシュウポツで職場定着の支援を受けてきた。同様の支援を希望している」と話した私に、担当者は「あなたが大学に所属している以上、そういったサービスは行えない。自分でがんばって」と言った。

 

 そしてじっさいに面談すると、短時間雇用の取り組みは破綻しているという状況で、求人自体、現時点ではほとんどないという話だった。

 そして40歳くらいのきれいめな感じの女性の担当者が「職場定着支援のサービスはできない。大学のキャリアセンターに頼めば?自分でがんばって。うちは今けっこうコロナで大変で。。」とくりかえす。私は聴覚過敏と話しているのにうるさいロビーで話を続けた。話途切れると「一般求人に行けば?障碍者求人は少ないけど一般求人は求人数が多いよ」とゆるーい感じで言われる。

 

 そして、そのとき、よく覚えてないのですが、何かの事情でまた面談するため、予約を取った。たぶん、数か月後になれば短時間の求人がでるかもしれないという話だったと思う。大分先に予約を入れて別れた。

 

 しかし、その予約の日の少し前に、その担当者からでんわがかかってきて、「コロナ対処の方針として、緊急ではない予約は取り消す方向になったので取り消してもいいですか。」ということを問われたのですが、その電話がなんかうれしそうなんですよね。短時間雇用が出るかもしれないと望みを掛けていたが、求人も出てないし、もう面談もいらないよね?と言われて、もうこの支援機関はダメだ、と思った。

 

 そして、それからさらに数か月後、またその担当者から着信があったけど、コールバックしませんでした。もうバイトも決まってたし。

 そして、その数か月後事情があって電話番号変更したので、その後連絡があったのかどうかもわかりません。

 

 しかし、最近、一般求人の仕事をする上でやはりシュウポツが私には必要だと切実に思い、支援機関をネットで探してでんわしてみました。

 

 でんわで聞いてみたら、場定着支援や相談、定期相談などの支援を受けられるという話だった。

 で、改めて担当者から連絡します。ということを言われ、二日後でんわがかかってきた。

 担当者はすごーく感じのいい人だった。で、話しているうちに、

「あなたは一年くらい前にも来所相談されていますよね?」と言われた。

私は滅茶苦茶驚きました。

 

何か、短時間雇用の委託も受けているけど、シュウポツの名前も持っている、正真正銘前と同じ支援機関だったんです。でんわ番号も多分同じ。

それで私は「大学に在籍している以上、職場支援などのサービスは受けられないと言われたのですが」と経緯を話すと、

「え??そんなことないですよ?」と言われた。

そりゃそうだ。よく考えてみると市立の就業生活支援機関なのだから、市民である限りサービスを受けられないわけない。

 

つまり、一年前の担当者は自分の胸ひとつで、私をてきとうな事言って門前払いしたということです。

 

しかも、そのことが私だけではなく職員にも知れてしまった。こんなことってあるんですね。私はクレーム入れるつもりなんて全くなかったのに。

 

そのせいかはわかりませんが、新たに予約を取って同じ支援機関に再び来所すると、受付に行くまでもなく知らない職員が声をかけてきて、丁重すぎるほどの対応で案内され、待合に。

 

その後担当者と面談しましたが、普通にできること、できないことを言ってくれ、親身になってくれる良い担当者でした。若い女性と年配の女性二人対応。

 

まあ、これで話は終わりなのですが、私は以前にも障がい者支援機関で似た体験をしたことがあります。

障がい者支援機関というのは当たり前ですが、障碍者を相手にしているため、こんなことを言いたくはないけど、ものすごく杜撰な仕事をしても、クレームになりにくいという現実がある。もちろん大変な仕事を一生懸命誠実にやってる職員の方のほうが多いと信じたいですが、中には障がい者に口無しと思っている職員も存在します。

 

しかもこういうところの面談というのは、密室で行われることも多いです。

そういう場で虐待に近いことを受けた経験もあります。

そういうこともあり、今日は小型録音機を持っていきました。

 

まあ、今日は良い担当者だったので、必要にならず、ほっとしました。

良かった。

 

つづく。