NOROIの福袋

中度ASDの日常

働きたい④

 

 入学式やオリテがコロナで中止になって、イレギュラーなことが増え、ホームページで確認しろって言われるばっかりで、HP見ても意味不明で、少し負担が増えてて辛いです。

 とにかく窓口がひとつならなんとかなるけど、大きい大学なのでややこしい。

 奨学金は大学独自のものと民間団体のものと地方自治体の物とジャッソのものがありますが、わかりにくく申請書類多すぎ。

 奨学金申請にかかる労力は大きく、採用人数は少ないので、こんなことばかりしていたら身がもちません。

 とにかくジャッソの有利子の貸付は受けられると思っていますが、その案内も、あいまいなことばかり言われるし、ジャッソに数回電話しても「大学に訊いて」と言われます。

 もっとお金を貯めてから入学すれば良かったと後悔しています。

 

 本当は他人のお恵みを受けて生きたいなんて誰も思ってないし、少なくとも私は自分で働きながら勉強したいと思っています。事実そうする予定でしたが、医師とちゃんと話ができていなくて「そんなことできるわけないだろ」と怒られ止められる結果に。受験中は良かったけど、二次障害がそんなにひどいと医師と私がやっと自覚すると同時に進行していた受験だけは成功し、進学は決定。主に支援者のほうと一緒に相談しながら進めたことですが、まさか合格するとはお互いに思ってなかったので衝撃でした。未だに実感も喜びもあまりない。

 前の主治医はまだ怒っています。

 短い診察の中で受験のことを説明しきれていなかったからです。「いつも勝手に行動するよね」とかなり怒られました。

 

 奨学金をもらうよりも、頑強な心身をもらって自分で稼ぎたい。

 

おわり。