NOROIの福袋

中度ASDの日常

構音障害じゃなかった

 前回の記事に「自分は構音障害かも」ということを書きました。

 

 今日耳鼻咽喉科に行って話すと、先生に「構音障害ではないし、(アレルギー症状のある)鼻の問題でもない。精神的な問題だと思う」と言われました。

 

 「きちんと発声できていますよ」とも言われた。

 それでも「話すと息詰まるような症状があり、喋ることが負担」と言うと、

 「それはまさに精神的な問題だ」と自信ありげに言われました。

 きちんと私の話を聞いてくれて、良いお医者さんでした。

 

 

 自分も喋り方(精神的な問題で喋ることに困難がある)でさんざん虐められたり職場で怒られたりしてきたけど、自分の親族の男性と数年前連絡していたとき、彼の言動もさることながらめちゃくちゃ頭の悪そうな喋り方に辟易した覚えがある。

 

 別にハキハキしてるから良いなとは思わない。個人的には韓国歴史ドラマの低い落ち着いた話し方が好き。

 でもあまりにも頭の悪そうな幼児的な親族の声に嫌悪感を抑えられなかった。人間として差別する気持ちだったかもしれない。やっぱりそういうのは自然に起こってきてしまうんだと思った。自分もそういう風に聞こえるのかもと思うと怖くなった。

 そんなこともあり、だんだん喋れなくなったのかもしれない。

 

 手話を勉強しようとした時期もあったけど、サークルの雰囲気になじめず挫折。

 

 日本人は弱者にならどんな非道なこともできると思う。話し方とか身体的特徴は弱者のレッテルになる。

 

 構音障害なら、逆に治療ができてよかったのに。

 

つづく。