NOROIの福袋

中度ASDの日常

変化したこと 

 最近、入学3年目にして、急に大学が全面対面授業になりました。

 

 

 一般学生と付き合う機会が増えましたが、みんな優しくて人間ができています。話していてとても楽しいです。

 こういうことを書いていいのかわからず迷いながら書いていますが、一流大学の一般学生たちみんな賢いだけではなくみんな平均よりずっと容姿端麗な人ばかりで、優しくて心が豊かです。そしてみんな当然のように平均より裕福な人が多いです。

 私はこの大学に入学して2年、そして全面対面になって深く付き合うようになった最近は特に、本当にトラウマの原因となった女の人たちとか、自分の家族を憎み続けるのではなく、心から哀れに思うことができるようになった気がします。

 やっぱり、育ちが、違うんです。

 下劣なことをした人たちも、そんな風になりたかったわけじゃないのだ、と最近やっと思うようになった。

 きょうだいとか、親戚とか、私が昔住んでいた地域の人たちは、子供の時に基本的な心の教育を受けられなかった、それは最も酷い人権侵害で、非常に上品で心が豊かになるように育ててもらった一般学生と格差がありすぎて、残酷すぎる。

 

 こういう哀れむという感覚は、今までどうしても持てなかったものです。

 トラウマに囚われ、恐怖しているうちは決して相手を哀れむことはできません。

 相手を憎むことしか考えられなかった。今までは。

 

 

つづく。