NOROIの福袋

中度ASDの日常

病について

 昨日は近所の整体に行ってきました。

 そこで、冬に体調が悪くなりメンタルも悪くなることをちらっと話すと、それは体の弱さでもあるということを言われた。

 筋トレも2年くらいやっているけど、それでも筋肉がつきにくい体質であり、めぐりも悪いので、冬の寒さに耐える力がない、という話だった。これはショックでした。

だって断食もずいぶんしてきたし、食事にも気をつけているし、運動だってしてるのに、まだ体が弱いということなので。

 でも、子供のときはもっと虚弱体質だったと思う。「虚弱体質」と言われて育った。

 

 しかし、冬に自分が病気に飲み込まれていることに気付くようになってきたのはメタ認知できていて前進だと思う。

 あと、二次障害のひとつひとつが大分認識できるようになってきた。「あっ、これは解離性障害だ」とか気付くようになってきた。

 それと同時に、病気と現実を分けて考えられるようになってきた。それで、強迫性障害による終末観みたいなものも大分うすくなってきたと思う。

 

つづく。

トラウマ治療 その後

 大学入学後、無料のカウンセリング受けてきて、もう二年くらいかな。

 始めたのは良かったものの、色んな理由で担当者がいままで2人変わり、最初の担当者はトラウマも扱えないと言われたり、あまり治療が進まずイライラしていました。

 しかし、最近新しい担当者(女性心理士)に変わってから、少し治療が進んできたかも。

 前の担当者は医師だったので期待していたけど、あまり何も変わらなかった。

 今の担当者に一番最初に、私は「トラウマが治った人っているんですか」と聞きました。すると「トラウマが完全に治った人はいないかも。でも、自分でコントロールできるくらい、問題が小さくなったケースはある」という答えが返ってきた。

 まだ二回くらいしか面談していないけど、これまでのカルテも見て、やっぱりトラウマは幼少期の刷り込みが原因だと言われた。

 自分が怖いと思っている気持ちにはいろいろなものがからみあっていることがわかってきた。

 カウンセリングを受けて良かったと思う。

 

つづく。

猫の喧嘩 

 この公団に引っ越して、丁度一年になる。

 公団なので非常に家賃も安い上、公団は裏庭?みたいなものがあって、そこに地域猫が一匹住み着いている。その子はやせてていつも引きつった警戒した顔をしていて、とても他人とは思えない。私が近付くと、いつも私と目を合わせながら警戒しつつ後ずさりし、逃げていく。時々魚のアラとかを、裏庭においていく。それだけで、何故かすごく豊かな気持ちになる。猫と魚をわけあっていると思うと、なぜか幸福な気分になる。

 

 その猫がいるので、少し暮らしが楽になったと思う。ベランダに出ると、そこから猫が見える。夜も猫が近くにいるんだと思うと少しほっとする。

 でも、夜になると、よく猫のものすごい悲鳴みたいな声が聞こえる。

 引っ越してきた当初は、人間の子供の声だと思っていたけど、しばらくして地域猫たちの喧嘩の声だと近所の人が教えてもらった。

 その猫の喧嘩が最近もよく聞こえるけど、それを聞くとすごくつらくなる。

 子供のとき、姉とよく喧嘩して、それを母親がものすごく嫌がったことを思い出す。

 猫の喧嘩する声を聞くと、本当に悲しくなる。

 あの悲鳴だけはやめて、頼むから喧嘩しないでと思う。

 

つづく。

クローズバイトの話

今日もバイトの日でした。オンライン留学が終わってから、週に4日ほど入ってる。

内容は施設清掃とロッカーキーの管理やごみ回収ですが今日は忙しくて、パートナーの古株の老人(女性)に八つ当たりされてきつい日だった。

その古株の女性ももう75歳なのですが、連日フルタイムで連勤していて、もう限界という感じ。

ほぼ高齢者ばっかりの職場で、つぎつぎと人が辞めていくのですが、辞めたり病気になった老人の抜けた穴を、その75歳の女性が埋めてて、連勤してる。

 

何もこんなブラック企業に往復3時間かけて来なくてもよかったなと思う。でも、よく考えると高校卒業以来いつもそうやってわけのわからないご縁でブラック零細企業に勤めてる。似たような状況になってる。

 

障碍者雇用は週20時間以上だから利用できないし、障害枠ではなくても申し出れば配慮が期待できると言われる官公庁のバイトも平日なので学生には無理。

それで、こういうマルチタスクがなさそうな清掃の仕事をするしかなかった。

高齢者ばかりの職場で、本当に余裕がないし、会社の研修もほとんどなかった。一般求人でももう少しマシなところがあっただろうにと今になって思う。というか、面接段階で断れば良かった。ほかの一般求人の仕事を地道に探せば良かった。

でも、今更自分が抜けるわけには行かないと周囲を見ていると思う。

残り一日で終わりだけど、本当に気が重いです。

次は良い会社に出会いたい。

 

つづく。

 

 

 

 

バイトとか近況 春休み

 春休み少し前から、まったくのクローズで施設清掃のパートを始めた。

 内容はトイレ掃除、ロッカー掃除、洗濯など。

 そして、スタッフはほとんどみんな高齢者です。70歳とか60歳とか、まあ70歳前後の人が多いかな。

 そして、非常に不便な田舎に施設があるため、遠くから通っている私は土日勤務のときは同僚に駅まで送ってもらうことが多い。みんな送ってくれるというので断りきれなくて。

 そういう70歳の人たちと一緒に働くことって今まで多分なかったと思うのですが、男の人はみんな普通の会社を40年くらい正社員で務めて定年退職していて、そういったキャリアとか人生経験を振りかざしてくるので車の時間が非常にしんどい。仕事でかかわるのもしんどい。何も聞いてないのに、田舎の野生動物かわいいとか雑談しようとしてるのに、向こうから自分の人生経験の話ばかり。そして「お前より苦労してるし人生経験積んでるんだ。だから俺のほうが上だ」という話で終わる。

 

ハクビシン に対する画像結果

f:id:let-it-be999:20220320225317p:plain

 「男子トイレのそうじのほうが何倍もたいへんなんだ」とか「君みたいな新人と組むと助けてもらえなくていつもより大変なんだ」とかいう人もいるし、

 単純に高齢なので仕事中ささいなことでキレて理不尽に怒ってくることも多いです。

 いやでも、そんなに悪い人たちではないんです。

 というか、そういう高齢の男の人って偏狭で我が強くて人の気持ちに鈍感で、こどものときのASDそのままの自分にソックリだと思う。そういうのを心理学では「システム化傾向」と言います。⇔「共感化(女性に多い)」

 今日も高齢男性に車で送ってもらって話したけど、本当に自閉症の症状によく似ていると思った。

 そして、二十歳くらいの自分の会話を思い出して、我が身を振り返って嫌になった。周りの人にはこんな風に見えていたんだって。こんな風に聞こえていたんだって。

 正直に言って、こんな風に年を取ってしまうとしたら自分はもっと外向的に、人の気持ちに気付くようになりたいと思った。自閉症も改善していきたい、人と心をかわしたい、今からでも友人ももっと作って外に心を開きたいと思った。いや、そういうタイプだからこそ社交性がなくて悪循環になっているのかもしれないけど。

 

 そして、自分は苦労したことを執着したくない。無理かもしれない。みんなそう思っているけどできないんだと思う。でも苦労したとだけは言いたくない。何も言わずにきれいに去りたい。いや、難しいな。

 

 ふだん接している医者とか教授とかなら、60歳でも若い人にそういうことを言わずに済むだけのものをもらっているんだと思う。でも、本当は中身は教授も医者も同じなのかもしれない。強い人間なんていないと思う。教授とか医者という肩書があるから言わなくてすむだけ。いや、もしかしたら地位がなくても何もなくても、強く生きている人はどこかにいるのかもしれない。そんな人がいたら会ってみたいと思う。

 

 とにかく、一日中数か所の便所のそうじで往復3時間以上かかるし人間関係も別にいいわけでもなく、会社もテキトーなので何もいいことがないバイトです。

 

つづく。

 

トラウマとは

 明日は新しいカウンセラーに会う日。

 また先生が変わることになり、けっきょく全然トラウマ治療は進んでいません。コロナで急にカウンセリングが中止したり、色々な事があり不信感を持ったりして、前のカウンセラーは変わることに。

 しかし、かれこれ数年治療は進んでいないけど、大学に入った後、トラウマと反復性うつ病は大分よくなっています。

 

 あと、自分は今まで女性のトラウマにとらわれていたけど、今は男性のトラウマも認識してきた。

 トラウマはそのとき気付かなくても、何年も経ってからフラッシュバックが起こることも多いのです。

 しかしトラウマとなる出来事があったあと、すぐに自分の心の傷に気付き、誰かに話せたら、傷は軽くて済むと言います。

 

 つづく。

病気と日常②

 昨日はお酒を飲んで、服薬せずに寝た。

 眠剤を飲まずに寝ると当然眠れない。

 お酒を飲むのは、泣いて眠れるかなとおもうからです。

 お酒を飲んだら昔は泣けたし眠れた。今は飲んでも中々泣けない。涙がでない。

 それでもときどきはうまく酔えて泣いて、眠剤なしで勢いよく眠れることもある。まあでもそのためにはウイスキーの大瓶半分くらい飲まないとむりかな。

 

 最近も勉強のため、英米のドラマを字幕でよく見ます。

 「コールドケース」は2まで見た。刑事ものなので、家族や親戚が犯人だったとか、姪に虐待していたという話がたまに出てくる。アメリカでもやっぱりそうなんだ、うちだけじゃなかったんだ、と思ったり、いろいろフラッシュバックする。

 

 お酒を飲んで眠れないと、最悪です。

 ふだんのうつ状態よりさらにひどくなる。

 いつもは眠剤寝逃げできるので助かってる。

 でも、いつかは眠剤をやめたい。

 

つづく。