最近の通院で、「優しい一般学生と授業で話してたら、ほっとするし、トラウマが上書きされてきた気がする」と主治医に話すと、「それはありえる。すごい!!」と興奮気味に、すごく喜んでくれた。
私はASDなので「発達障害」という言葉のない時代で高校まで過ごし、学校での不適応とかトラウマが多い。不登校期間もあるけど、基本的には普通学級で7割くらい普通に通って、いっぱいトラウマを作った。困難が見た目にはわかりにくいタイプなので、大々的な問題になることも少なく、ずっと「ふつう」の範疇にぶらさがってやってきた感じ。
でも、オンライン授業で特殊な環境下でうまくハンディが見えにくくなり、授業が楽しい。
トラウマとフラッシュバックが消えたわけじゃない。でも確実に認知は変わってる。
一般学生には事情を話したり話さなかったり。でも、普通に接してくれているだけで、ただいっしょに笑って話をしてくれるだけで、私の病気を治しているなんて、知らないはず。
主治医は「学生生活自体が社会に出る前のリハビリになっている」と本当に喜んでくれた。
つづく。