さて、養子縁組の話について怒りが収まらないのでもう少し書きます。
最近、将来を考えるうえで、どうしても養子縁組したいと思うことがあります。
主治医に話してみたい、私を養女にして、と言ってみたい。
将来のためと書きましたが、そんなことが何もなくても、ずっと前から考えていたかも。
いや、やっぱりそこまで考えたのは、この県に来てからかな。
色々な事がうまく行き始めて、そうしてもいいんじゃないか、一度頼むだけならいいんじゃないか、と思うようになった。
この県に来て、将来が見えてきて、これからも生き続けるなら、そうしたいと思った。
主治医と一緒に生きたい。
それだけではなく、対外的なこともある。
大学に合格した直後、支援者のアドバイスで入学金のために生活保護を受けようとして、生活保護課に行った。そこで担当者の女性に支援できないと伝えられ、「そんな大学、なかなか受からないのに(入学金を払えないために諦めるのは)残念ですね」と言われた。
その人には悪意はなかったと思うけど、同様のことは何度もあって、「そんな身の上で、30歳の人が、勉強して大学入りなおしてすごいですねえ。なかなか受からないのに」と言われるたび、うんざりする。
結局、そういうことはすごく珍しいし、良いことではない。ふつうの雑談の中で語れないことなんです。
でも、主治医が養父になれば、もう「苦労人」と思われずに済むし、肩の荷がおりると思う。
なんといっても養父だとしても医者の娘になるわけだし、まわりの目も変わってくる。もうかわいそうな人ではなくなる。ちょっとしたレアケースに。
でも、そんなことを言い出して関係が変わるのも怖いです。
つづく。