数日前に大学で対面の集会があり、二年生からの専攻が決まりました。
私は心理学のコースを諦め、別のコースにしました。
主治医との相談の結果、心理士になるのは無理があるし、心理学専攻はグループワークも多いからです。
そして大学の近くの本屋で偶然この本を見つけ、思わず衝動買いしました。
ふだん私は衝動買いなんてめったにしないのですが。
東大卒の女性なので、世代的に(45さい)ジェンダー問題でまだまだ相当風当たりが強い中頑張ってきた女性なのではないでしょうか。
なんとなくそういうことが行間からにじみでています。
わたしはこの本を帰路の電車の中で読んで、涙が止まりませんでした。
大学とアパートは電車で2時間くらい離れているので、ほとんどあらかた読めました。泣きながら。
コロナで人少なくて良かった。
この本は毒親育ちの人が生きて行く一助になると思います。
毒親育ちの人に読んでほしい。
ただ、心理学や脳科学の知識がないと少し退屈な部分はあるかも?
中野信子さんの本はもう一冊だけ読んだことがあったのですが、本著で中野さんのファンになりました。
中野さんの優しさが伝わりました。
毒親育ち必読の本です。
おわり。