NOROIの福袋

中度ASDの日常

ドラマを観ているとき思うこと

今日もこのドラマにはまっています。

「This is us」

 

 

 これはざっくりと説明すると、

三つ子を妊娠した白人の美男美女カップルが3人目の赤ちゃんだけ流産してしまい、その日偶然病院に運ばれてきていた黒人の赤ちゃんを養子にして引き取り育てるというストーリーです。

物語は3つ子が36歳になったところから始まり、家族のいろんなエピソードが細切れで過去を現在を行き来して語られます。

とにかく若い時の三つ子の両親が熱血で、愛情にあふれていて、誕生日とか記念日の力の入れかたが凄まじくて、

優しくて完璧で、理想のキリスト教家族という感じです。理想なんだけど家族の日常が非常にリアルで、まるでドキュメンタリーみたい。

 

 こういうの見たら、多くの若い子は「こんな両親だったいいのに」と言うんだろうな。でもそんなこと言ったらかわいそうだよ、と私は思う年になっている。

 

 ただ、ドラマを観てて、このドラマじゃなくて同じような良い家族のドラマを観てていつも、「こんなに完璧な両親は一度も要求しなかったのに」と思う。そんなに記念日とかサプライズとかいらなかったし、お金のことも本当は問題じゃなかったと今は思ってる。こんな愛情表現がすごいオーバーな完璧なキリスト教家族じゃなくて良かった。

 

一体どんな文化でも、どんなやり方でもいいから、できる限りの誠意と、話し合う姿勢と、覚悟を持ってほしかった。最近はそう思うけど、もう少し時間がたったら、それすらも考えなくなるのかもしれない。もう忘れてしまうかも。

 

最近はレキサルティを飲んでいるせいか、グチャグチャ考えずにいろいろなことを忘れてる。

 

人生、忘れることはいいことだと思う。

 

おわり。